食材で選ぶ

178.とんかつを美味しく作るコツ

YouTubeにトンカツをサックサクに作る動画を投稿しました↓

よかったらチャンネル登録してね!ブログではサクサク&ジューシーにトンカツを揚げる9つのコツを紹介していきます。

肉の下処理編

①筋切りする

豚ロース肉の白身と赤身の境目に包丁で切り込みを入れて筋切りしていきます。こうすると食べた時に筋っぽさがなくなります!

②よく叩く

麺棒などを使って肉を表裏とにかく叩く。1.5〜2倍の大きさになるくらいまで叩きます。

お肉の主成分であるタンパク質は熱に弱く縮みやすいです。

叩いて肉の繊維を壊すことで肉の縮みを防ぐことができ、柔らかくジューシーなとんかつに仕上がります。

③元の大きさに戻す

叩いたままパン粉をつけて揚げてしまうと薄いハムカツみたいなトンカツになってしまうので手でぎゅっと元の大きさに戻します。

塩胡椒して、これで肉の下処理は完了です。

 

そしてここからの④〜⑧のポイントは、NHKさんのガッテン!という番組で紹介されていたものを参考にしています!

衣をつける編

④バッター液を使う

衣には小麦粉と卵を混ぜたバッター液を使っていきます。

粘度のあるバッター液が肉の凹凸に入り込んでくれることで均一にパン粉をつけることができるそう。

小麦粉→卵液→パン粉の3ステップで衣をつける一般的な方法に比べ、バッター液→パン粉は2ステップと作業が楽になるのも嬉しいポイント!

⑤パン粉はたっぷり

パン粉はケチらずたっぷりと使います。

バッター液をくぐらせた豚ロース肉にこれでもか!というくらいパン粉をふりかけて、豚肉には直接触らずに覆い被せたパン粉の上から手で優しく押し込みます。

こうやってパン粉をつけると、豚肉の表面についているパン粉が立ち上がってサクサクの食感になるそうです。

少ないパン粉をぺちぺちつける方式だと、パン粉が寝てしまってサクッと揚がらないので注意!

 

揚げる編

⑥高温の油で揚げる

高温で一気にトンカツを揚げて衣の水分を飛ばすのもサクッと仕上げる重要なポイント。

油の温度の目安は180度。普段揚げている温度より少し高めに設定すると良さそうです。

家に油の温度を測れる温度計がない人は塩をひとつまみ油にいれてジュッと激しい音がすぐにしたら充分な高温になった合図らしいです。

塩での温度確認は画期的!

⑦ゆらゆら油を滞留させながら揚げる

少なめの油で揚げると、トンカツに色むらができて綺麗に揚がらないですよね。

そんな悩みが解決!!

トングや菜箸などでとんかつをゆらゆら揺らして鍋の中の油を対流させることで温度を均一化&豚肉を入れて少し温度が下がってしまった油を早く高温化させることができるので、色ムラなくサクッと仕上げることができます。

とんかつの色ムラがずっと気になっていたので、均一なキツネ色に揚げることができたときは感動でした!

揚げた後編

⑧バットには立てて置く

とんかつを揚げてバットに置く際は、立てて置きます。

時間が経過するとと油は下に染み出してくるので、寝かせて置いてしまうと下になっている1面が油っぽくなってしまいます。

それに対し、立てて置いておくと1側面にしか油が落ちないので時間が経過してもサクサクのままらしいです。目から鱗!!!

⑨盛り付けは食べる直前に!

盛り付けてから少し時間が経過してしまうと、トンカツの衣が千切りキャベツの水分を吸ってしまってサクサク感が失われるので盛り付けたらすぐに食べましょう!

ソースをかけるのももちろん食べる直前で!

 

今回紹介した方法でトンカツを揚げてみたら家族から大絶賛でした!是非是非みなさんも試してくださいね。

 

参考にした番組のサイトはこちらです↓
平成最後の年に贈る!家庭の「フライ」新常識

さすがNHK様や・・・
スポンサーリンク
スポンサーリンク