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長年自炊してても、レシピを見ないと料理を作れないのはなぜ?
先日インスタグラムのコメントで、こんな質問をいただきました。
料理を普段されている方でも多い悩みなんじゃないかなと思い、ブログで取り上げようと思いました。
かく言う私も、つい2年ほど前までレシピがないと料理が何も作れない、レシピ依存症のような状態でした。
そんな私でも、今では一般的な家庭料理ならばレシピを見ずに作れるようになりました!
今回私がレシピを見ずに料理できるようになるために行った3つのSTEPをご紹介していこうと思います!
レシピ依存症を克服する3ステップ
1.最初はレシピを見ていろんな料理を作り、型を覚える!

料理に限らず、何事もはじめは上手な方を真似をすること。これが最速で技術を習得する方法です。
いきなりレシピなしで料理を作ってしまうと、とんでもない代物ができてしまってトラウマになったり料理が嫌になってしまうリスクがあります。
やはり料理始めたては成功体験を積み重ねることが、料理を好きになるコツ。
なので、まずはレシピアプリや信頼している料理家さん・料理ブロガーさんなどを参考にして、色んな料理を作って型を覚えていくのが重要です。
あとは、料理の頻度を増やして料理への抵抗感をなくしていくことも、最初の取っ掛かりとしては大事だと思います!
2. 思い切ってレシピを見ずにうろ覚えで作ってみる!
まずは計量をやめることから始める

料理を作ることにある程度慣れてきたら、いよいよ本番。レシピを見ずに作ることに挑戦です。
ただ、いきなりレシピを見ないのは勇気がいる・・と言う方も多いと思います。
そんな時にオススメなのが、まずは調味料の計量をやめてみること!
以前の調味料の計量をやめたら自炊が楽しくなった話という記事でも計量をやめるメリットをお伝えいますが、計量をやめると料理を作るのがかなり楽になります!
慣れてくると、料理を作る前にさっとレシピに目を通しておおよその調味料を覚えておけば、調理中はほぼレシピを見ずに料理ができます。
きっちり計量せずとも、ある程度美味しい料理が作れるんだ!と自炊に対する肩の力を抜くことができるのも大きなメリットです。
ちなみに、私はYouTubeで料理動画を上げているのですが、調味料をボトルからドボドボ鍋やフライパンに注ぐようなズボラな料理の仕方をしています↓
「なぜその調味料を使う必要があるのか?」を知っておく

計量をせずに料理を作れるようになれば、ある程度料理に慣れてきたかと思います。
そんな時に意識するといいんじゃないかなーと思っているのは、「なぜその調味料を使うのか?」「なぜその調理工程が必要なのか?」を考えたり調べてみること。
何気なく行っているその調理工程にも必ず意味があるはず。意味を知ると、この後レシピを見ずに料理を作る時に頭がクリアになりますし、応用が効きやすいです!
レシピを見ずに作ってみる

さぁいよいよ、「今日はレシピを見ない!」と気合を入れて料理を作って見ましょう。
自分で新しくレシピを考案する必要はありません。
今まで作ってきたレシピをそらで思い出し、うろ覚えで作ってみるのです。
最初は失敗することもあると思います。
だけども、後でレシピを見返して「下味にお酒を入れるの忘れたから肉が固くなっちゃったのか!」とか「ちょっと醤油が足りなかったから味がぼやけたんだな!」と答え合わせすることで、よりレシピが記憶に定着します。
失敗は成功のもとですね。
レシピを見ながら料理をしていると、脳が甘えてしまって、いつまでたってもレシピを覚えられないんですよね。
それが、何回かレシピを見ずに料理をしていくうちに、みるみるレシピの引き出しが自分の中に増えていくのを実感できると思います!
3. アウトプットして記憶を定着させる!

これはできる人はやったらさらに良いんじゃないかなーと思う手法なのですが、レシピを見ずに料理を作ったらそのレシピの工程を忘れないうちに、どこかに文字でアウトプットしておくことがオススメです!
言語化してアウトプットすると、記憶がさらに定着するのです。
アウトプットする先はブログでもSNSでもなんでもOKです。個人的にはTwitterが一番手軽に始めやすいのかなーと思います!
ちなみに私は料理が上達するコツという記事でも以前書いたのですが、2年ほど前にレシピのブログを始めたことで、今までレシピ依存症だったのが嘘みたいに、一気にレシピ無しで料理を作れるようになりました。
レシピ依存症を克服して自炊へのハードルを下げよう!

ただ漫然とレシピを見ながら5年間料理するより、
- レシピの型を習得し、調味料やレシピの工程の意味を考える
- 計量やレシピを見るのをやめる
- レシピを言語化してアウトプットしてみる
を1年間実践した方が料理は飛躍的に上達するのではないかなーと思います!
レシピを見ずに料理ができるようになると、自炊がもっと気軽で楽しいものになるので、無理しない範囲で参考にしてもらえたら嬉しいです。